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とはいえ、流石にこれは次善が過ぎたか。半分以上は混乱した頭が出したせめてもの現実逃避で、この将来有望な鬼畜予備軍(小娘)とて自分の仲間を見捨て「チィ!!」はい頂きました~~舌打ち頂きましたよこの鬼畜完全体は。
「おまえ、いよいよか」
「なになにィ~~? 何言ってんのニィやん? ネル幼女だよ? 幼女語しか受け付けないし幼女語喋れないなら死ぬしかな」
「あれだろ、オホホホとか言うやつだろ? 形態を3つ4つ持ってる白紫53万だろーがよ、完全体め。あとで復活するやつ」
「あれ? これはちょっとリアルでネルにも分かんないやつ」
「ドドリアさん呼んでこい、じゃなくて」
過ちは認めよう、悪かった。心のなかだけで陳謝しつつ。
「なんでエリスを連れてきたやがったオメェはよぉ? あぁん? 経緯をキッチリ説明しやがれ」
「…………ニィやん」
「なに?」
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