第1章

22/91

51人が本棚に入れています
本棚に追加
/614ページ
とはいえ、流石にこれは次善が過ぎたか。半分以上は混乱した頭が出したせめてもの現実逃避で、この将来有望な鬼畜予備軍(小娘)とて自分の仲間を見捨て「チィ!!」はい頂きました~~舌打ち頂きましたよこの鬼畜完全体は。 「おまえ、いよいよか」 「なになにィ~~? 何言ってんのニィやん? ネル幼女だよ? 幼女語しか受け付けないし幼女語喋れないなら死ぬしかな」 「あれだろ、オホホホとか言うやつだろ? 形態を3つ4つ持ってる白紫53万だろーがよ、完全体め。あとで復活するやつ」 「あれ? これはちょっとリアルでネルにも分かんないやつ」 「ドドリアさん呼んでこい、じゃなくて」 過ちは認めよう、悪かった。心のなかだけで陳謝しつつ。 「なんでエリスを連れてきたやがったオメェはよぉ? あぁん? 経緯をキッチリ説明しやがれ」 「…………ニィやん」 「なに?」
/614ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加