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「いやまるで似合わないなオイ!」
「オイオイ~~二回も言うかね? ガハハハハ!」
心の声が漏れたのはさて置き、笑いどころでは無いはず。なのにやたら嬉しそうな反応なのは、一体何のフリか。
「ええっと、こちら我らがキャラバンの親方兼、仕事のない時はなんとなく緩い感じで人命救助っぽい仕事をライフワーク的に前向きな方向で捉えようと頑張ってる、要は親方です」
「雑か要約!」
「いやぁ、そんな反応されるとはよ。ガラにもなくおっさん、照れちゃうぜ?」
「じゃあ照れるなよ! じゃあ!」
「もう~~セージュンくんは血の気が多いですねぇ。だからとりあえず……えい!(傷口にキック)」
「(ギリ回避)ちょっと待てお前! 五月蝿いと思ったらすぐ実力行使が普通かよッ!? 通常運転かよ!!」
「おや? 今更ですか?」
「今でもだよッ!!」
「んじゃあ、隙ありだ」
そうして、ジャーマンスープレックスみたいに裸締め。体格差と体重差で、星純の身体は用意に浮き上がる。
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