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学生の言動は予測が出来ず、面倒臭いと思うことも多々あるものの、何だかんだ彼らは俺にとって大切な教え子なのだと、俺を慕ってくれる様子を見てしみじみ思う。
彼らのために出来ることを、俺もしっかりやって無事に卒業を見届けられたら。そう願ってやまない。
翌日。何だか腹の辺りに違和感があるような気がして目が覚める。
特に腹痛や下痢とかもなく普通だったので、俺は何だったのかと思いつつも出勤の支度をした。やはり今日も朝食は食パンとバナナのみである。
「やっぱりこの食生活は何とかしないとな。俺がもう少し自炊出来ればいいんだけど」
悲しいかな、俺に自炊なんて高度な生活力はない。
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