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「ふう~」
ポストがカランとかわいた音を立てて、変哲のない白い封筒を飲み込んだ。
封筒には私の連絡先を書いておいた。
あの女、連絡してくるかしら?
きっと来るわ。
だって、あの時の彼女の恍惚とした表情。
物欲しそうな卑猥な顔で、だらしなく口元からよだれを垂らしていたわ。
かわいそうにあの女には、女王様の素質なんて全くなかった。
最初の客があのドMの白豚だったから、勘違いしてしまったのよ。
その証拠に、私がちょっと鞭を当てただけで、体を震わせて喜んでいたっけ。
私がもう一度、ちゃ~んと調教してあげるんだから・・・。ふふふっ。
あの白豚と別れてくれてよかった。
私を探しているということは・・きっと、明日にでも連絡が来るはず。
まずは、私から逃げ出したお仕置きをしてあげなくちゃ・・
ふふふっ。
・・エクスタシーが止まらない・・・・あぁ。
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