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そのクルマを運転するものの顔がはっきりと見えた。
運転手の慌てた顔が、まるで、ドラマを見るように、私の脳裏に焼き付く。
その顔は、ジュン君だった。
…なぜ?…
…どうして?…
私の胸にさまざまな疑問が生じる。
ジュン君の顔は泣いていた。
涙に溢れていたと言っていい…
ということは、昼間、私が、藤原ユリコと、藤原ナオキの三人でした会話の内
容を誰かがジュン君に喋ったに違いない…
…一体誰が?…
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