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それに対するユリコの反応はなかった。
反応がないことが、私の指摘したことが事実とわかった。
「…どうして、ジュンがナオキの血の繋がった子ではないと気付いたの?…」
「…だって、ユリコさん、ナオキに構わな過ぎるんですよ…」
「…構わなさ過ぎる?…」
「…普通の親子ならば、もっとナオキとジュン君とユリコさんの三人で食事し
たり、交流を持ったはずです…だって、ユリコさん、十年以上経って、やって来たわけだから…」
「…」
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