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「……翔くん……」
「ん?」
言おうか……言わないべきか……悩む……
「……どうしたの?」
問い掛けちゃったものっ!
言っちゃえ!
「……当たってる……」
私と翔くんは……さっきエッチした時と同じ体勢で、抱きしめ合ってる。
だから……私の秘部に……
少しだけ、形を変える翔くんのものが……当たる……
「……まぁ……ね……こんなに陽菜ちゃんと密着してる訳だし……陽菜ちゃんの身体柔らかいし……特にその、柔らかい胸を直に押し付けられたら……そりゃあ……そうなるよね……」
翔くんの手が、私の顎に触れ、親指が唇をなぞる。
翔くんの影が動いて、そして……
「ンンッ!……んっ……ンッ!……んっあっ!……んっ」
突然唇を塞がれる……重ねたと同時に、唇の端から滑り込む……翔くんの舌……
すぐに捕まって、激しく絡めてくる。
違う生き物が、口の中を、自由に動き回ってるような……そんな感覚……
自分の中が熱くなってく……同時に……
唇を離した翔くん……
「……陽菜ちゃんも……濡れてきた……」
自分でも、気付いたことを……改めて翔くんに指摘され、
顔が赤くなる。
さっきしたばかりなのにっ……
翔くんとキスして……キスが気持ちいいって思ったら……
私の秘部が……濡れてきた……
「……陽菜ちゃん……暗いの……まだ怖い?」
「……翔くんとキスしてたら……怖くなかった……」
翔くんのキスに夢中で……
他のことなんて、考えられなかった。
「じゃあ……さ……もっと、気持ちよくなろう……怖さなんて感じなくなるくらい……」
返事を返す間も無く、翔くんに腕を引っ張り上げられ、立ち上がる。
バスタブの中を少し動いて、
翔くんの手に誘導されて、浴室の壁に設置されてるバーを、掴まされる。
片手は逆手に、窓のさんに掴まされ……
「……やっ……やだっ!」
片足を……屈んだ翔くんの肩に掛けさせられる。
何っ……!?
この格好っ!
翔くんの目の前に、自分の秘部が晒されてるっ……!
例えようのない、恥ずかしさが込み上げる。
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