STEP 4

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翔くんを、見下ろす私と……私を見上げる翔くんの目が……合う…… 途端に羞恥心が押し寄せて…… 「い……ぁあああっん!……あっあっあ……んーーーっ!」 『いや』と叫ぼうとしたら、翔くんが一気に舌を中心に射し入れた…… 脚がガクガク震えて……全身から汗が吹き出る。 翔くんのものとは違う……その感覚に……一瞬で高まって…… 「……イッちゃった?」 翔くんの問いに、頷くことしか出来ない。 視線を向けた翔くんの顔を見て、 かぁーっと、顔が赤くなる。 翔くんの顔が……私ので……濡れてる…… どれだけ溢れてたのか……物語って……恥ずかしくて、翔くんの顔……直視出来ないっ! 「……翔くん……顔……」 横に顔を背け、俯いたままそう言う。 「顔……?……ああ……」 湯船で手を濡らし、顔を洗う翔くん。 「……さて、陽菜ちゃん……今度は一緒に気持ちよくなろっか?」 「……え……?」 満面な笑顔の翔くん…… それって…… 「こっ……ここでするの!?」 「……するよ……陽菜ちゃんが可愛い過ぎて、ベットに行くまで持ちそうにないから」 翔くんの肩に掛かっていた脚を下ろされる。 「陽菜ちゃん……バスタブの縁に手をついて……」 翔くんに言われるまま、手をつく。 お風呂で……エッチなんて出来るの? ……て言うか、もう既に逆上せそう…… 「脚を開いて……上体倒して……」 身体を前に倒すと、自然にお尻を突き出す格好になる…… 浴室が明るい分……自分の秘部が、さっきよりずっと露に晒される…… こっ……これは、これで恥ずかしいっ! 恥ずかしさに身悶えていると、翔くんの左手が腰に触れる。
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