狭間の存在
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このロープの上に、マヤマの姿はもうない。 間違いなく、落ちていった。 ロープの上に居続けた僕は、マヤマがどこへ落ちてしまったのか知らなかったのだ。 その瞳は偽りを知らず純真そのもの。 汚れを知らないその姿に、僕は彼女の転落先を見た。 「……ちゃんと宿題やるよ。あとで秘密基地に行こう」 僕の返答に、マヤマは目を細めた。
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