ごめんね、君が好きです

6/11

34人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
彼女は、怯えるように、何度も僕の名前を呼んでいる。 その甘い声が、僕の全身に纏わりつく。 痛みがひどくならないように、ゆっくりと呼吸を合わせると、彼女の身体が少しずつ温度を上げ始める。 そして、僕も彼女の名前を呼んだ。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加