ごめんね、君が好きです

7/11
前へ
/11ページ
次へ
彼女はこらえきれない痛みを逃すかのように、思わず僕の背中に爪を立てた。 「ごめんなさい」 そして、やっと、僕の方を見た。 大丈夫、痛みなんて何でもない。 できれば、もっと、痕を残してほしい。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

37人が本棚に入れています
本棚に追加