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雅弘に逃げられた晴信はその後…源五郎とよりを戻そうと、この様な手紙を書いている
一、弥七郎に言い寄ったがお腹が痛いと言われ、思うようになりませんでした。
一、弥七郎と共に寝た事はありません。
一、あなたと深い仲になりたいと、いろいろ手を尽くしているのに疑ってしまわれ。どうしたらよいのか分かりません。
(天文十五年)
七月五日 晴信
源助殿
つまり、要約すると
“言い寄ったことは確かだけど、最後までやらなかったので、浮気ではない”
と、言っているのだ
とある若手のお笑い芸人がいつぞや、ホテルには入ったけど最後までやってないから浮気じゃないと言い訳して怒られていた人がいたが…
戦国時代には許されていたのかもしれないが、このような言い訳は平成の世には通じない…
晴信もまさか、こんなプライベートな手紙が後世にずっと残るとは思ってもいなかっただろう
因みに、雅弘は戦国時代でその後も生きたのか、もしくは現代に戻ったのかは今のところ不明…
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