第1章

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父さん手紙ありがとう。 この手紙のお陰で僕も、父さんと同じ道を歩む決心がつきました。 母さんがあの時、あまりの衝撃で心臓麻痺でも起こしてくれれば、初めての経験が出来たと思うのだけど、仕方がないかこればかりは。 初めての経験は解剖医を目指して医学部に入ってからにするよ。 大学病院なら僕の好みの遺体もあるだろうから。 そういえば父さんの部屋から持ち出した医学書、父さんも性の捌け口として使用していたのかな? あの本に載っていた遺体を思い出すだけで興奮するよ、譲ってくれてありがとう。 父さんと同じ趣味を持つ息子より
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