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「もしよかったら、次はふたりで会いませんか?」
「え?」
いや、ふたりでは会いたくありません。
「そうですね機会があれば。とりあえず戻りましょうか」
そう言って背中を向けると突然背後から腕をつかまれた。
「なんですか?」
やだ。さわらないで。
「あなたは、僕の理想の人だ。知性があり芯がしっかりしていて、容姿もいい」
あなたは私の理想じゃないです。どうかその手を放してください!
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