思い出

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夜の世界にいた時に出会ったお客様のお話です。 15才から夜の世界に飛び込んで、いろんな人達に会いました。 昔働いていたお店にいた常連のお客さん。 毎回私が付いていましたが、そのお客さんは毎度私を触ってくる お触りおじさんでした。 席を立ち私が座る時は毎回私の座る所の下に 自分の手を置いて私のお尻を触っていました。 ある時なんかは指まで立てていました。 まだ当時は若かったのでお客さん相手に怒ったりもしていました。 でもそのお客さんはいろんなお酒を下ろしてくれて 売上にも繋がったので、とても良くしてくれていたとは思います。 お触りさえなければですが。 そのお客さんは色んな店に飲みに行っていたので 私が違う店で働いていても、よく会いました。 その度に言われたことは 「アイちゃん(源氏名)いつになったら年取るん?」でした。 いつまでたっても私の歳が18歳なんで、毎回会う度言われてました。 そしてまた違うお店のお客さんは役所で働く人で 毎回一人で来る人でした。 少し変わった人で、何故か店の入口で全身写真を撮らされたことがありました。 そして必ず歌を熱唱します。
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