8人が本棚に入れています
本棚に追加
「麻木。起きなさい。もう行くわよ。」
起きるともう裕美はドアを開けようとしてた。
私は昨夜寝る前に準備しておいた荷物を持ち、
裕美についていった。
車で走り出して約10分くらいしたとき、
電話がかかってきた。そして
「建志っ!
今から帰るから、サッサと出てお行き!そこは私の家よ!」
恥ずかしいくらいの大声でそう叫ぶ裕美。
「なんですって?!
あなた、恥ずかしくないの?!」
それはあなたでしょ?
私は裕美にそうツッコみたい気持ちを
頑張って抑え、そっとため息をついた。
最初のコメントを投稿しよう!