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朝、シャワーを浴びて着替え、学校に向かう。
途中で友人の愛美と合流する。
愛美はまなっぴというあだ名で
可愛くて優しいいい子だ。
「いいよねぇまなっぴは可愛くて」
「何よいきな…い、いえ。そんなことはないですわよ」
見ると、最近しゃべるようになった橘麗さん。
…まなっぴは金持ちが集まっているこの学校では珍しい
一般の人だ。
そのせいか、みんなの前ではお嬢様語を使っている。
「おはようございます」
麗華さんが挨拶してきた。
「あら麗華さん。おはようございます」
まなっぴは、たった今麗華に気が付いたかのようにあいさつした。
私もまなっぴに続いて
「今日もお美しいですわね。」
と、褒めた
「まぁ!麻木様にお褒めいただけるなんて光栄ですわ。」
「いえ、それと、様付けはおやめください。」
「そうはいきませんわ。なんといっても、
まきさまは、世界で有数の大々的な会社のお嬢様ですもの。
ねぇ?愛美さん」
「え、えぇ」
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