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いつも、わたしが影を恐れながらもあそこに立つのはドアの向こうにわたしの歌を楽しみにしてくれている「はるかさん」がいるからだ。 「このカフェ、わたしも昨日行ったんです。もしかしたら同じ時間にいたかもしれませんね(^ ^)」 はるかさんのリプライを読み返して笑顔になる。はるかさんはいつも癒してくれる。 「はるかさんといつかお茶してみたいです(笑)」 なんて冗談めかし、でも少し本気の気持ちを込めて返事をした。そして携帯の画面をオフにして、汗を吸って重たい衣装を脱いだ。
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