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そんな時、僕は、初めて先輩に出会った。
学生用参考書のコーナーで、中高生向けの英語の辞書を探してきた
どれがいいかな?
そう呟きながら、お目当ての辞書を探していた時、僕より少し背の高い、見た目中学生っぽい男の子の肩にぶつかった。
「あっ!ごめんなさい」
「ごめんなさい…ボクが悪かったよ」
お互い謝ったら、僕はふと、彼の腕時計っぽいものに目がいった。
「あの…あなたもしかして…」
「キミ…もしかして…」
どうやら、お互いに同じ事を思っていたみたい。
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