第2章

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そんな時、僕は、初めて先輩に出会った。 学生用参考書のコーナーで、中高生向けの英語の辞書を探してきた どれがいいかな? そう呟きながら、お目当ての辞書を探していた時、僕より少し背の高い、見た目中学生っぽい男の子の肩にぶつかった。 「あっ!ごめんなさい」 「ごめんなさい…ボクが悪かったよ」 お互い謝ったら、僕はふと、彼の腕時計っぽいものに目がいった。 「あの…あなたもしかして…」 「キミ…もしかして…」 どうやら、お互いに同じ事を思っていたみたい。
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