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グレイはそんなルナの細い背中を抱き締める。
摩擦する動きが早くなりグレイの昂りが硬く反り、ルナを中から強くえぐった。
「ああっ…もうっ…いっ…いっ──」
「……はあっ──…」
密着した果肉の表面も同時に激しく擦り上げ、小さく充血した粒が練り潰される。
刺激に弱い箇所を一緒に責められてルナは狂うように首を振り乱して仰け反った。
「……くっ…──」
グレイはキツい締め付けに苦し気に目を細め、そんなルナを見つめる。
グレイの起立した硬い象徴が一瞬膨張すると、それはルナの中で一気に弾ける。
ほとばしる欲の滴りはルナの中で溢れ、そしてグレイは達しながら躰を痙攣させるルナの小さな乳房に顔を埋めた。
「はあ…っ」
熱くて切ない果ての余韻が唇からため息となって吐き出される。
グレイは無意識にルナをぎゅっと抱き締めた。
抱く度に溺れ方が酷くなってきている…
グレイはそれを感じながらぐったりとなるルナの躰を眺め肌を撫でる──
極上の血
至高の快楽……
そしてたまらぬほどのこの胸の疼き──
これら全てを味わせる唯一の贄……
ルナ…
お前は俺の最高の贄だ──
グレイはルナを見つめたまま腹部を撫でていた手をルナの額に持っていく──
濃い目に現れた逆さ十字。それを指先でなぞるとグレイはそこに口付ける。
そしてまたルナを優しく抱き締めていた……。
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