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グレイはそんなルナを両腕で担ぎ上げる。
途端にびっくりしたルナをグレイは柔らかなクッションの長椅子に横たわらせるとそのまま上に覆い被さっていた。
「や、やだ…」
「嫌なら心の奥から拒否しろといった筈だ──」
「なっ…だってっ」
「だって、なんだ?あ?」
ルナは押し倒された体勢のまま、真っ赤な顔をグレイに向けていた。
「“だって、やめてほしくないから”“だって、ほんとうは抱かれたいから”“だって、早く欲しいから”……どれだ?──」
「なっ!?全部同じじゃないっ!」
ルナはグレイの出した三択に驚いて声を荒げた。
「そうだ──全部同じことだ…お前はそれ以外望んでいない──」
「そんなことなっ…っ…ふっ…あ!」
叫んだルナの唇を塞ぐとグレイは荒々しくルナの太股をまさぐり始めた。
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