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躰を硬くさせながらもルナの赤い頬はどんどん上気していく。
全てを見透かされている上での抵抗は、グレイに余計に何かを含む笑みを浮かばせる。
「あっ…」
するりと忍び込んできたグレイの指先がルナの太股の内側をなぞると、それはゆっくりと下着の股がみを避けて中に潜り込んだ。
ヌルリとした感触が直に伝わる。
溢れたそれを楽しむように長い指先が濡れた音をピチャピチャと小さく跳ねさせる。
「──…んん…っ!…」
ルナは唇を噛んで目を強く閉じ、快楽に仰け反った。
グレイはそんなルナの表情を覗きながら指先を動かしていた。
下着の脇から潜り込ませた指を抜き、下腹部の上からまた大胆に下着の中に手先を滑り込ませる。
柔らかな肉の丘を二つに割り、花弁を開いて頭を覗かせた肉芽の粒をゆっくりと揺さぶる。
「はあ…っ…ん」
ルナは切ない吐息を微かに漏らし唇を震わせた。
グレイの指先に酔わされて膝の力が抜けていく。
細い腰が勝手に揺れて、あろうことかその動きは小さな肉の粒を突き出すようにせり上がっていた。
グレイはルナの無意識のその仕草に口端を緩める。
恥ずかしくてルナの瞳はずっと強く閉じたままだった。
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