第四幕

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「イリスぅ…v」 「ん…」 五日目の朝、リッサが手足を拘束されながらも、甘えて来ていた 「イリシュぅ…v イリシュぅ…v」 完全に出来上がったように、イリスの名前を呼びながら身体を擦り付ける 「ふにゃあ…」 頭を撫でると気持ち良さそうに目をトロん、とさせる 「朝ご飯、用意するね…」 「やーぁ」 駄々をこね、のしかかるようにイリスの気を引こうとする 「…もう、甘えんぼ」 「んー…v」 リッサの気が済むまで一緒にいると、盛大に遅刻してしまった ………… …… 「ただいま」 返事がない 「…リッサちゃん?」 ぞわっ、とイリスに嫌な予感が走る 「…っ!」 ほんの数歩の距離を跳ぶように全力で走り、ベッドの方を見る 「すやぁ…」 「…。」 安堵とともに、床に崩れ落ちた  
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