平成29年3月21日

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 話は脱線してしまったが、処方された薬は柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)なる漢方薬と、寝る前に飲むレンドルミン、メイラックス、頓服でコンスタンであった。コンスタンを飲むような事態が無ければベストだし、寝付きが悪いわけでも無いのだが、睡眠導入剤も出た。ただ、医師からも指摘されたが、睡眠時間はたしかに少なかった。前任の職場では学会の発表は論文の執筆もあったし、深夜の2時前後に寝る生活が当たり前だった。それで朝も起きることが出来ていたし、眠気は多少あるがストレスもなかったように思う。10時から11時位には寝ないとイライラも強くなる場合があるそうだ。ということで、生活習慣の改善が主な解決方法という見解。一見すると無責任な対応とも取れないが、妥当とも思う。  診察を妻子が家から出てって、初日に決意したのは他の要因もある。妻の妹の夫、同じ婿殿である。歪な家族構造だが、年の差婚で結婚した関係もあって、長女の夫ではあるが、妻の家の中では最も若い。妻(長女)、長男(すでに既婚こちらも姉さん女房)、次女(今回電話をいち早くくれた)といった感じ。妻子が家を出たのが、昨日の13時位。妹の婿(妹婿殿と呼ぼう)は14時ころに電話が来て、1時間ほどであったろうか話を聞いてくれた。色々と人生経験が豊富で妹婿殿もだが兄弟揃ってバツがついているという。しかも、バツの原因が相手の鬱というおまけ付き。我が夫婦のマイナス面も理解してくれた上で、やはり受診を勧めてくれた。おまけに今週末に妹婿殿が住む東京からお忍びで福岡に足を運んでくれるという。そんな支えもいてくれた。
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