第1章 過去

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第1章 過去

20歳の時、馬鹿な男と結婚した。 仕事しない、パチンコ、女遊び、暴力、酒そんなどうしようもない男を13年支えてきた。 そして私は精神的な病気に侵された 33の時、子供を連れて離婚することを決意したのだ。 当時の私は元旦那から逃げる生活、子供との離れた生活をしていかなければならなかった それができたのは会長の存在があったから。会長 当時36歳。 地元でも、有名な会社の会長。若いのに可哀想にインポなんです。 だからセックスしなくていいんです。会長が会いたい時に会うだけ。電話がなれば、ちゃんと出るだけ。横にいてほしい時に添い寝してあげるだけ。その代償は会長が私にあげたいって思うプレゼントをくれる。 そのプレゼントは宝石であったり、現金であったり・・・ 私からは何も求めない。だから浮気でもなければ、愛人でもない。 気がつけば、テーブルの上に数万円のお金がおいてある。自由に使っていいお金 人がその人に何かをしてあげたいと思う心はその人の意志。 これってどんな関係?愛人?不倫?よくわからない関係性を人はどう思うのだろう 小さなアパートを借りても一人で暮らしていると大きな家のように感じる。     
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