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「プリン」
ある日。
俺は冷蔵庫の中を開けたら、楽しみにしていたプリンがなかった。
リビングのソファーでDSをやっている妹に対して俺は…。
「おい、クソ妹。」
「何?クソ兄貴。」
「俺のプリン知らないか?」
「し…知らんし。」
「…そうか。じゃあ、明日の朝からは起こさないし、送り迎えもしてやらん。つっても、知らないと言えるんだな?」
グッ…と、冷や汗を垂らした妹はしばらくは黙ったものの…。
「ごめんなさい。私が食べましました。」
そう言って妹は土下座して謝った。
―END―
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