妄想少女の夢講座

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か、かわいい…!  とてつもない破壊力に、頬が火照る。これを素でやっているのだから恐ろしい。 「これから、さらに楽しくなりそうだ。ね、心くん。」 王子はそんな私の気持ちを知ってか知らずかそういって私にいたずらに微笑みかける。 「…はい。」 私はそう答えると、これからのことを考える。  夢がかなう、その時を。
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