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2.繰り返される歴史、変わらない時代
1961年、ユーリイ・アレクセーエヴィチ・ガガーリンが人類初となる宇宙飛行に成功したのも今は昔。
幾度もなく宇宙へ挑戦を挑み続け、科学と技術の進歩により、少しずつ人類は宇宙へと進出して行く。
太陽系の開発が飽和状態になり、各国の水面下の思惑と利権の泥沼から脱却すべく、人類はひとつの提案を掲げる。
それは、外宇宙で移住惑星開拓と来る銀河系への進出する足がかりとなる拠点を作るべく、移民を行う事を決定するものであった。すでに、大凡の移住可能惑星を選定してはいたが、其処へ行くには地球へ帰ってくる事はない片道切符ある。
飽和状態と泥沼の現状を打破する為に、苦渋の選択をした人類は、希望者と推薦者を募り移民船団を結成。太陽系を離れ新しい星系へと旅たっ行った。
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