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「エーヴェルハルトて、”ハンネス・エーヴェルハルト”の事?」
ユラの言葉に確認するかの様にコルネリアは訪ねた。
「そうそれ!、エーヴェルハルトよ、エーヴェルハルト」
喉の奥に刺さった刺が取れたかの様な、スッキリとした表情をするエーファに首をかしげた。
「確かに、エーヴェルハルトは誰もが知っている英雄だし…、まぁ、あんた知らなかったけど。でも…、人形劇にとしての演目として、向いているかしら?」
ヴァーシャの疑問に、ユラ、コルネリア、ユミハも同調し、晴れる事のないスッキリとしない胸の内をエーファは感じ取り、それを払拭させるかのように、笑みを浮かべながら、身振り手振りを交え力説し始める。
「ムフフ。だから良いのよ」
「「「「?」」」」
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