1.旅立ちの分枝

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「そうですよ、 第一エーヴェルハルトが私達にあってくれるかどうか」 「大丈夫よ。善良な一市民が、英雄に会いに行くだけだから。それに、本人から直接話を聞ければ、このうえのない資料となるじゃない。大体、記録は誰でも見られるんだし」 「あんたのその楽観的な性格は、時々妙な発想と行動を書き出させるのかね」  呆れ返ったヴァーシャを尻目に、もう部活は思わったと言わんばかりに、荷物を手にしてた。 「んじゃ、帰ろうか」
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