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「それにしても、珍しいわね」
「ん?何が?」
「エーファが、こんなに早く決めるなんて思ってさ」
エーファ、ユラ、コルネリアの3人が並んで歩いている後ろに、ヴァーシャとユミハが追随して歩きながら話しかけていると、ユラとコルネリアも同調して語りかける。
「ほんと、何時もならグダグダ言いながら、結局何も決めないまま終わるのり」
「分かった!、お腹がすいて早く帰りたかったんだ」
ユラの言葉に、流石に呆れながら苦笑した。
「ちょ…、あのねユラ、まるで私が食べ物の事しか考えて無いみたいじゃない」
「え?違うの?」
「あんたと、一緒にするなって言うの」
「ぶぅ~、私だって別にご飯の事ばっかり考えてないもん」
エーファに突っ込まれて、頬を膨らませムスッとユラ。
そのやり取る姿を微笑ましく眺めるコルネリアと、呆れるヴァーシャを見比べながら、二人を見て不思議そうしながら笑うユミハ。
「あはは」
「「「「ん?」」」」
笑うユミハを不思議そうに見る4人。
その視線に、ハッとなりは自分のした事に恥ずかしさを覚え、顔を赤く染めて俯く。
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