3.学園生活

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入学して早一ヶ月。 俺の学園生活は、平和に訪れている。 相変わらず、あいつ等とは仲良くやっている。 基本いつも一緒だし、時々三人で街に出かけたりもする。 勉強の方も勿論頑張ってるけど、半分くらいは本とかで読んでて、知ってることもあるからその辺は退屈してる。 学校には大分慣れてきたし、割かしいい生活送れてるかな。 「ケイ・アドルフォってお前で間違いねーな?」 「?そーです、俺がケイ・アドルフォ」 授業も終わって部屋に帰る途中、見たことない人から声をかけられた。 黒髪に黒目、黒縁眼鏡。どこか親近感のある雰囲気。 多分、初等部の先輩。 あまり年の差は感じない。 「ちょっと面かせよ、話がある」 「まぁ、いいですけど。よかったら、俺の部屋でどうです?すぐそこですし」 「あぁ、邪魔するヨ」 なぜか、知らない先輩を部屋に招き、お茶まで出す羽目になった俺だけど、なんで俺の部屋で。なんて言ったんだろ。 別に食堂とかでもいいだろうに、俺って何考えてんだろ。 「それで、用って何でしょう?」 「ガーディアンって、知ってっか?」 「ガーディアン?まぁ一応」 ガーディアンってのは、この学校にある組織みたいなもの。 一応この国には魔物がいるわけで、街とかも普通に襲われたりしてる。 俺は屋敷にいたし、あんまり知らないけど、魔物って意外とその辺にすぐ現れるらしい。 父さんは、チエーロさんを守るのと同時に、魔物から街を守ることもしているらしい。 あとはギルドとかも、魔物退治の依頼を請け負ったりするらしいけど。 そして、ガーディアンってのは、そんな魔物から学園を守る存在と、聞いたことがある。 だから、力のある限られたやつしか入れなくて、初等部の奴は一人しかいないとか。 まぁ、魔物から学園を守る以外にも、みんなで集まってたわいもない話をしたり、力比べをしたりしているというのを聞いた。 でも、そんな組織が俺と、どう関係あるんだ。 「なら話は早い。お前、ガーディアンに入ってヨ」
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