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「これを斬れる奴なんてSランク以上のパワー力を持つやつだけだぞ。一体お前何もんだよ…」
「斬れちゃったもんは斬れちゃったんだから仕方ないだろ。それに簡単に割れないっていうから…俺結構力込めたし」
「それでも普通なら割れねーんだよ。ったく、お前Sランク以上はこれで決まりじゃねーか」
「マジか。んで、他にもまだなんかあんの?」
「後は書類書いてもらって終わりだ。この用紙を記入してくれ」
「りょーかい」
______自分自身の力がまだよくわかってないから困るな…
もっと自分の力について知らないと、と改めて思う煌弥だった
渡された用紙には主に名前や年齢、住所といった感じのものばかりで時間はかからない
ただ一つだけ、どう書けばいいのかわからずに煌弥の手は止まる
「ねぇ、断悪か否かのとこなんだけど」
「なんだ、普通にそうなのか違うのか書きゃいいだろ」
「多分パートナーの存在を感じるから断悪だと思うんだ。ただまだパートナーを見つけてないんだけど…その場合って断悪にしちゃっていいのか?」
「あぁ、そういうことか。いるのが分かってんなら断悪にしちまって良い。その次のパートナー名のとこは明けといてくれて良いぜ。んで、パートナー見つけたら、担当者に報告してくれ」
「了解。んじゃ、書類これで全部かけたぞ」
「おぅ、んじゃ預かるわ。これからランク認定とかしてくるから暫くこの部屋で待っててくれ」
そういってジャックは書類をもって、出て行った
多分待たせるってことはそこまで時間はかからないんだろ
それから暫くして、ジャックは部屋に戻ってきた
ただし、もう一人の人間を連れて
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