33人が本棚に入れています
本棚に追加
さて、取りあえず無事にギルド審査が終わってSSランクの認定を受けた煌弥
次にすることは、ギルドを探すこと
ここで重要なのはどのギルドに属するかだ
出来るなら拠点はこの街がいいと考える
_______としたら…
1.シロちゃんも入っている有名ギルド「ファントムウルフ」
2.シュピール最強と称されるギルド「ストレイシープ」
3.断悪のみで作られているギルド「勾鬼」(コウキ)
この三つのギルドしかない
「どのギルドか目星はつけたのか?」
「んー迷い中デス」
どのギルドもいいところだという噂
ファントムウルフには獅狼がいるが、ただ人がかなり多く人付き合いはめんどくさそうなギルド
ストレイシープは最強と言われるだけあって個々が強いが、問題を起こす常習犯ギルドでもあるというのが問題のギルド
勾鬼は全員断悪でいろいろと学べるが、それなりに雰囲気があるギルド
どこも良さと悪さがあるから悩む
「おし、こうして考えても意味ねーし、それぞれギルド見てくる」
「そうか、それが一番いいかもしれない。場所は分かるか?」
「あぁ、それは大丈夫。んじゃ、行ってくるねシロちゃん」
「気を付けていって来い」
「おぅ!シロちゃんも気を付けてな」
獅狼は今からギルド仲間の助っ人として仕事に行くらしい
ということで、必然的に今日は煌弥と夜斗二人で行動と言うことになる
まずは獅狼のいるギルド、ファントムウルフを目指して煌弥達は外に足を向ける
「夜斗、はぐれんなよ」
「ウキュッ!」
_______ということで目指すはファントムウルフ
どんなところか楽しみだな
*
「おー」
着いた先のファントムウルフの建物は、金持ちの別荘くらいにでかかった
いや、もしかしたらそれ以上かもしれない
ドーンとそびえ立つギルドには、聞いていた通り多くの人が出入りしている
ギルドのメンバーなのか、ギルドに入るために来た人なのか見分けはつかないが凄い人数だ
勿論煌弥と言えば、そんな人を見て顔を青くしていた
最初のコメントを投稿しよう!