特殊な双子

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 俺の名前は森田隼人(もりた はやと)。高校二年生。  小説を読むのが好きで、文芸部に所属している。部員は五人だけで、その中の二人は幽霊部員。つまり、実質三人だけ。  これは俺にとって喜ばしいはずだった。他人に干渉されず、趣味に没頭できるからだ。  しかし、現実は甘くなかった。そして今日も、あの双子に振り回される……
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