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あれは、20歳の頃。友達との遊びがおもしろかったころ、友達を通して彼にあった。
田中史生。
彼は、私に一目惚れしたといった。
その時期、私は、遠距離恋愛していたので、友達として遊び歩いていた。
そんな彼を男として見るようになったのは彼の優しさが気になっていたから。
それからは、二人で逢うようになり、愛しあうようになり、結婚を意識し始めた。
ホントに好きだった。大好きだった。
時間の合う限り逢って愛しあった。
彼の愛情がこころよかった。
そんな私に魔がさした。
西 靖男。
会社の1つ年下の男の子が気に出したのだ。
そこからは、二股交際。
靖男は、独占欲が強く、自分との付き合いを先にしないと気がわるくなった。
靖男の存在に気がついた史生は、私を責めなかった。普通に付き合ってくれた。
靖男との付き合いは、会社中に知れ渡り、嫌になっても別れるに別れられられなくなった。
そしてとうとう、靖男との結婚の話となり、仲人に常務がしてくれることとなった。
私は、友達と飲みに行っては泣いていた。
泣いていても話は進み、とうとう靖男との結婚式を執り行った。
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