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「どこて､俺んち以外ないやろ～？」
「家!?これが!!?旅館とかの施設じゃなく!?!?」
「あー‥中がな､こうワチャッとしてんねん。うち人多いよって。まぁ…とりあえず入り！」
お前どこの王族だよ…。
そう思って香椎が車から出るのをジッと見てるとそれに気づいた香椎が微笑んだ。
うっわ､きしょくわるっ←
「入り？姫が戸ぉ開けんと俺らも入れへんし～」
「香椎が開けろよ！なんなら金剛さんが!!」
「俺は遠慮します｡四代目が開けろと言いよるんです開けてあげて下さい」
「せやせや～」
「！？！？…じゃあ開けるぞ｡良いんだな？おっじゃましまぁぁーす!!」
ガラッ
パパパパパンｯ
なっ‥銃声!!?
殺される？
何故!?
とりあえず屈んで身を守る。
「おおお前らも屈め！被弾するぞ!!!」
必死に後ろを振り向くと俺の後ろに立っていた金剛さんはしゃがんで親指を立てた。
なんなんこの人のこのノリ‥命かかってるのに…。
香椎は車の中で履き替えたサンダルでザッカザッカ歩く。
俺の横までくると
俺が香椎を見てるのを確認してヒョイヒョイと中を指差した。
中 を 見 ろ と ！？
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