記憶

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ふと思い返すよ 最初から違っていた視てる景色 己の価値観しか 認めれない そんな中に埋もれて行くのわたし 辛かったんだ ここにいること 隠してたんだ 本当の自分 それだけがわたし守る術だった 過ぎ去った時のカケラが散らばる 人の波に呑まれ 失くしてしまった 心の叫び 誰か気づいて ここにいる意味 分からなくなった 側には誰もいない 何も残らない 握りしめた青春の頃 思い出すのは冷たい空と雫 もう遅いよ、なんて言わないで 認めたら崩れてしまうのわたし 響く笑い声 張り裂けそうな胸 偽物の輪の中 はりつく笑顔 それだけがわたし生きる意味だった 全て壊してしまえこんな世界なんて 人の波に呑まれ 忘れてしまった わたしはここにいる 気づいて 薄れていく影 もう何もいらない 人は孤独という それでいいよ
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