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サッカーを辞め月日がたったある日…
「来週は、球技大会だ‼ 気合いをいれて、頑張るぞ‼」と先生が帰りのHRでいい放った。
球技大会は、運動部の晴れ舞台だったがあまり嬉しくは、なかった…
次の日、幼なじみの健太が一緒に球技大会でバレーボールをやらないかと誘ってきた。
しかしバレーボールは、体育の授業でしかやったことがない。しかもルールなんて………
最初は断っていたが、段々話しを聞いているうちにバレーボールをやってみたくなってきた。
その事を健太に話すと「それじゃあ明日バレー部の練習があるから見に来いよ」と誘われた。
せっかくの誘いだったので断れず行くと返事をしてしまった。
翌日
学校の体育館を覗くとボールを叩く音が響いていた。
そこにはアタックを打つ健太の姿が…
しばらくして健太は翔の存在に気付いた。
「そんなとこで何してんだよ‼」と体育館に健太の声が響いた。
その声に反応し、そこにいた先輩や先生が振り向いた。
健太は「早くこれ履いて」と体育館シューズを手渡した。 しかし学校で使っているモノと少し違かった…
いきなりひとりの先輩が話しかけてきた。
「バレーやるの初めて?」
「はい💧」
「んじゃバレー教えてあげるよ‼」と参加するはめになってしまった。
案外バレーボールは難しく、レシーブをしていると手首がズキッ💥と痛みだした。
と、その痛みを察したのか先輩は「その痛みはバレーにはつきものだ‼まぁ次期に治るさ‼」と軽く口にした。
翔はこの痛みは治るはずがないと思った…
何だかんだいってやはりバレーボールは、楽しかった‼
この時はまだバレーのことなどただのスポーツとしか思ってなかった…
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