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「モモ、飲み物はオレンジジュースでよかったかな?」
彼が部屋に入って来た。
彼は皿とフォークとコップを並べ、私の前に座る。
そして私は、彼にケーキを指差して言った。
「31日が32日になってるよ!カナタ、天然過ぎ!」
私がそういうと彼は、フフンと鼻を鳴らした。
「合ってるよ?」
「…え?」
カナタは何故か得意げな顔をしていて 、私は理由が分からなかった。
「いや…だから…私って31日生まれじゃん…?」
「…合ってるよ。」
彼はさっきより力強く、事を断定する。
「…え?」
彼は黙り込んで下を向いた。
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