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約2ヶ月前のことだ。
7日以内に死体を用意できなかった会員が出てしまったのだ。
その日、僕はいつもどおり席について、人肉を楽しみにしていた。しかし数十分待っても、ただ小便がしたくなるばかりで、死体がテーブルに乗せられることはなかった。
会員たちがざわつき始めると、突然ドアが開き、見慣れた数人のスタッフが入ってきた。彼らは1人の男性の髪を鷲掴みにして引きずっていた。目隠しをされ、口には白いタオルが咥えさせられていた。両手両足には頑丈そうな手錠がはめられている。
「会員の皆様、本日は会員ナンバー4番がお肉を用意するはずだったのですが、失敗してしまいました。というわけで掟を実行させていただきます」
主催者がそう言うのとほぼ同時に、男は放り投げられるようにして、テーブルの上に叩きつけられた。
天井からチェーンが下ろされると、その先にはドデカイ釣り針のような鋭利な金具が付いていた。男の肩甲骨の下から金具が差し込まれると、肩からその先がニュルッと飛び出した。男は悶絶しながら天井から吊るされた。
「さあ、みなさんで、新鮮な肉を食べましょう」
主催者がそう言った瞬間に、スタッフは男の指を巨大なハサミで切り落とした。
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