第一章

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  今日は俺の25歳の誕生日だ。 俺は今から彼女とデートの待ち合わせに行く。 彼女と誕生日デートなんて、これ以上嬉しいことはない。 俺は念入りに歯を磨き、家を出た。 12時頃。 待ち合わせ場所には、思いっきりおめかしした彼女がいた。 「理衣(リイ)、おまたせ」 理衣は手を振って、ニコッと微笑んだ。 「そんなことより、早くそこの喫茶店でパフェが食べたいな」 理衣は可愛らしくおねだりしてくる。 いつも俺は理衣の可愛らしいおねだりに弱い。 「ああ。いいよ」 理衣に手を引かれ、近くの喫茶店に入った。
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