プロローグ

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鈴蘭「……思い出したいな……でもいつか思い出せるよね……」 その女はぼーっとしたまま俺たちの前から離れる。 何考えてるのかさっぱりな奴だな…… 「はぁ~~~、あなた達仲良さそうよねー!」 次のこの女はいきなり何だ…… 「ねぇ、これってBLって奴? ねぇ、どっちが受けでどっちが攻めなの!? キャー!もうこの際どっちでもいいわ~!」 輝夜「なんか……やばそうな人ですね……」 「あっ、今引いたでしょ?ううん、絶対引いた! まぁそんな事は置いといて……聞かれてないけど答えよう! 私は『超高校級の漫画家』、柿谷 御子(かきよ みよこ)! これから有名になるんだし覚えてよ~!」 な、なんて自由な女だ…… 輝夜「その……漫画家と言うことは……何か描かれてるんですよね? 一体どんな__」 御子「あー、ダメダメ、私は連載?とかそう言うのに興味は無いの。 私は普段短編しか描かないの! ま、天才的な私だし?人の読みたい物をすぐに把握出来ちゃうの! でね、それでね?それに合わせた内容の本を書いてるの! 」 人に聞く訳でもねぇのにあわせられるってすげぇな…… 御子「あーあ……なんか面白い事無いかなぁ……BLとか百合とか◯◯とか」 龍一「1つアウトが混ざってるぞオイ」 御子「何よ、私的にはアリなのよ! それが分かったらあっち行った行った!」 本当に何だこの女は……
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