プロローグ

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「グルルルル……」 龍一「な、何だ……!?」 次に会ったのは両手に鉤爪をつけた、見るからにやばそうな男だった 「ガアァァァァ!!!」 輝夜「ひぇぇ!?な、何か知りませんけどす、すみませんすみません!!」 「…………ガハハハ!! オマエ、ビックリシタ、カフカ、ウレシイ!」 輝夜「え…………?」 「カフカ、巣状 カフカ!(そうじょう かふか) カフカ、『超高校級ノ猛獣使イ』!」 猛獣使い……確かに見るからにそんな雰囲気を醸し出してやがるな カフカ「カフカ、モリソダチ! ドウブツ、ミナ、カフカノトモダチ! オマエ、ドウブツノトモダチ?」 龍一「……友達かは分からねぇが……以前には犬は飼ってたな」 カフカ「グルルルル……オマエ、トモダチジャナイ…… ドウブツ、カウ、トモダチ、チガウ!」 龍一「は、はぁ……!?」 突然、俺に対して敵意を剥き出しにするカフカ。 なんかおかしな事言ったか……!? 輝夜「えーと……多分……飼う……と言う言葉が駄目だったんじゃないでしょうか……」 龍一「俺にはその基準がよく分からん……」 とにかく……こいつは考える程悪い奴じゃなさそうだ…… カフカ「……カフカ、ココ、キライ。 ドウブツノケハイモ、ムシノケハイモシナイ」 ……確か森暮らしって言ったか……確かにここに生物の気配は感じねぇ……感覚は鋭そうだな
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