プロローグ

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羅綺「ねぇ、二人はどう思うかな?さっきの放送…」 龍一「あれか……どうも気分が悪くなりそうな音声だったな……」 輝夜「はい……なんか……僕達をまるで見下すようなあの言葉とか……」 羅綺「だよね……僕もちょっとイラって来たかな……」 一体誰がこんな事をするのか……それを確かめる為にも……どの道、セントラルホールとやらに行く必要があるな やがて俺はセントラルホールと思わしき場所まで辿り着く。 ………が 輝夜「あれ……皆、先にセントラルホールに入ってたんじゃ……」 俺達より先に行っていた奴らは中に入らず、セントラルホール……その扉の前に集まっていた。 灯「えーっと……なんて言ったら良いのかな……」 源頼「開かぬのだ。何故かは知らぬがな……」 世論「……ある程度、その理由は予想はつきますが」 サイ「……皆が集まらないと開かない………って事なのでしょうね。 あちらからすれば自分達は獲物と言っても過言では無いでしょうし」 御子「ここにまだ来てないのは……水泳男に森男、あとはあの臆病で淫乱そうな女ね!」 伊吹「おい!人をそんな風に言うんじゃねぇよ!!」 御子「何よダサ男!あの女はどう見たってそうでしょうが!あー言うのは臆病なふりをして男を狙ってるタイプよ……長年の経験がそう言ってるわー!」 灯「寝衣ちゃんはそんな子じゃないと思うよ! ひ、人を疑わなそうな人ではあるけど……」 好き勝手言うな、こいつ…… と、丁度そこに噂の3人がやってきた カフカ「オクレタ、ゴメン!」 水間「………まだ……部屋に入ってなかったんだ……」 寝衣「遅れてすみません……って……その……み、皆さん……何で私を見てるんですか……?」 灯「……違うよね、寝衣ちゃんは淫乱じゃないんだよね!?」 寝衣「い、一体何の話ですか!? そんな訳無いじゃないですか!!」 怒るわなそりゃ……身に覚えのない事を言われてたらだが
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