1章 HOPE・END・LIMIT

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俺達がまず、セントラルホールを出る。何をするにもここから出ないと始まらねぇ 窓は相変わらず鉄板で塞がれてやがる……窓からの脱出は少なくとも出来そうにねぇな 輝夜「この先には階段があるみたいだね……上にも下にも行けるみたいだ」 先導が生徒手帳の地図機能を開きながら発言する。 先導の奴、いきなり生徒手帳を有効に使ってるな…… 因みにこの生徒手帳については先程、他のやつとともに確認した。 そこには地図だけでは無く、複数の校則が書かれていた ---- 『1.当施設での共同生活に期限はありません』 『2.施設内で殺人が起きた場合、全員参加による学級裁判を開きます。 学級裁判で正しいクロを指摘出来たら、殺人を犯したクロだけがおしおきされます 正しいクロを指摘出来なかった場合はクロ以外の生徒であるシロが全員おしおきされます。』 『3.クロが勝利した場合は卒業となり、この施設を脱出する事が出来ます』 『4.シロが勝ち続けた場合、最後の2人になった時点でコロシアイは終了します』 『5.夜8時から朝10時までの『夜時間』は一部の施設の利用は禁止されます』 『6.生徒達の管理者であるモノクマへの暴力は固く禁じられています。 モノクマが殺人に関与する事はありません。』 『7.電子生徒手帳は貴重品です。壊さないで下さい 尚、電子生徒手帳には防水加工、加熱防止加工が施されております』 『8.死体発見者が3人以上になると、死体発見アナウンスが施設内全域に流れます』 『9.施設内の探索は自由です。基本的な行動への一切の制限はございません』 『10.校則違反を犯した生徒はモノクマの手による処刑で処分されます。』 ---- 桜「それにしてもあたし、かなり危なかったのね……まさかあんな校則があるなんて……」 校則を知らなかった事が幸いし、神巫は処刑を免れたわけだが…… とにかく、この10の校則がここでのルール……これを破れば即お終いか…… 輝夜「……あれ、おかしいな……」 ふと、先導の方を見ると、先導、天之川、由梨風の3人が……鉄格子のようになってる場所の前に立っていた 龍一「先導、どうした?」 輝夜「この先に階段が見えるんだけれど……ここ、通れないみたいなんだ」 モノクマの仕業か……まだこの先に通すわけには行かない……って事か?
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