新緑の葉

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『八月の時』 君が頭によぎるたび 心が自然と騒ぎ出す それは恋とか愛とか そんなものではなくて 過去の思い出たちの 囁きなのかもしれない 溢れ出す気持ちは いつも冷たい それでも止まらない 流れる時間の渦 「ごめんなさい」 一言でいいから 伝えたいと思った 君が心に浮かぶたび 胸がいっぱいになる それは恋とか愛とか そんなものではなくて 素直な思い出たちの 囁きなのかもしれない 溢れ出す言葉たちは とても暖かい 未だに流れ続ける 何もない時間たち 「ありがとう」 少しでいいから 伝えわればいいな いつまでも時間は 流れ続けている それでも今は足を止めて 逆らってみるのも 楽しいかもしれない
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