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『聖なる夜に』
賑わう街中に輝く
イルミネーション
一つひとつの光が
思い出と重なる
あの日が脳裏によぎり
視線を落とす
目の前には大きな水溜まり
思わず足を突っ込んだ
忘れたいことばかり
溢れ出してくる
君と見たこの冬景色に
今は言えない
「メリークリスマス」
静かな路地で瞬く
たくさんの星たち
一人ひとりのことを
見守っている
この日が記憶に残り
足を止めた
曇り始めた空に
思わず目を背けた
忘れたいことばかり
降り続けている
雪が今もこの手の中に
君がいて僕がいて
照らされていた過去
今ではひとり思う
笑って会えるように…
忘れたいことばかり
溢れ出してくる
君と見たこの冬景色に
また言える日がくれば
「メリークリスマス」
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