しょうご

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「なあ おい 聞いてるう?」 「はあ 聞いてるって」 「ヒック のりかず君がさ ミスコンに告られてんの俺見ちゃってさ ヒック のりかず君かっこいいし頭もいいし性格もいいし もー俺絶対見捨てられるうー うわーん」 「ヘエ」 「何がヘエっだ、俺は真剣に悩んでんのにいー」 「はあ」 なぜなお先生が居酒屋で幼なじみである萌木しょうご君と飲んでいるのかというと けっして! 決してお友だちがいないからとかそう言うことではなく たまたま電話帳の意味番上にあったからだ (ちなみになお先生は下の名前を呼ぶくせに名字でケータイ番号を登録している 萌木のもってけっこう最後らへんじゃあ、、、 などと思うかもしれないがなにも言わないでやってくれ) 「てか お前、のりかず君のこと大好きすぎ。 そんなんじゃ引かれちまうぜ?」 と、茶化すように言っただけなのに みるみるなおの顔が青くなっていく
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