第1章 恨み猫又『桜』誕生

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「ねえ、これあなたにぴったりだと思って持ってきたの、感謝してね」 そう言われて私は臭いゴミを被った。 今日は生ゴミがない…まだいい方だな… 「ごっめーん、ゴミかと思って踏んじゃった」 わざとらしい顔をされながらペンをとった。 まあ、壊れてないだけマシ… 「触んなよ病原菌!!」 そう言われながらノートを配っていく。 そういや昨日はゴ○ブリだったな… そんな一通りの嫌がらせを受けた後、私は水でベッチョベチョのバッグを持って家に帰る。
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